今回は、錦鯉の寿命はどのくらいかについてまとめていきます。
錦鯉は、1800年代に鯉(真鯉)の突然変異で偶然作出されたとされています。
今では「泳ぐ宝石」と言われいて、芸術的価値の高さも知られていますよね。
愛好家の間では体型・大きさ・模様の入り方などが評価の基準となりますが、丈夫で飼育しやすい特徴も人気の理由でしょう。
そんな錦鯉ですが、寿命はどのくらいなのでしょうか?
この記事では錦鯉の寿命はどのくらいかについて、年齢の調べ方についても含めて解説していきます!
錦鯉の寿命はどのくらい?
それでは、錦鯉の寿命はどのくらいかについてまとめていきましょう!
一般的に錦鯉の寿命は、平均20~30年のようです!
原種である鯉はもともと生命力が強いので、ストレスがかからない環境であれば錦鯉も寿命が長いですね。
錦鯉は水槽での飼育で平均10年以上、池での飼育では30年以上生きることもあります。
50cm以上と成長に何年もかかる大きいサイズも見たことがあるので、寿命が長い錦鯉は丈夫なんだろうと思いました!
錦鯉の寿命がわかったところで、理由を知りたいと思いませんか?
次は原種である鯉が長生きする理由について、見ていきましょう。
鯉が長生きする理由
錦鯉の原種である鯉が長生きするのは、どのような理由があるのでしょうか?
高い適応能力で劣悪な環境を生き抜くことがとができる点が、鯉が長生きする理由ですね!
鯉は水質悪化や酸欠などへの対応力に加え、越冬できる丈夫さを持ち合わせています。
例えば透き通ったきれいな水よりも少し汚れた河川でも元気に泳ぐ姿を思い返すと、鯉の生命力が強いのが分かるのではないでしょうか?
このように環境適応能力が高い鯉ですが、適切な水質管理で健康に長生き出来るようにしましょう!
一方ストレスに晒されることが多い水槽飼育でも、近年錦鯉や鯉は長生きする傾向にあります。
観察により病気へ素早く対応できることや水槽での飼育技術の向上が、鯉が長生き出来るようになってきた理由ですね。
ここまで鯉が長生きの理由について解説してきましたが、年齢を判断する手段はあるのでしょうか?
最後に気になる鯉の年齢の調べ方について、調べてみました!
鯉の年齢の調べ方
言葉を話さない鯉ですが、年齢の調べ方はどのようなものでしょうか?
調査の結果、鯉の年齢の調べ方は主に鱗や耳石などで木の年輪のような跡を見るということが分かりました!
そのほか、以下の調べ方に使われる部位を確認してみましょう。
錦鯉の寿命はどのくらいのまとめ
ここまで錦鯉の寿命はどのくらいかについてまとめてきましたが、いかがでしたか?
今回の内容をまとめると以下のようになります。
今は昔、岐阜県白川村のとある池で226歳まで生きたと推定された錦鯉がいたそうです。
その名も「花子」と言い、ギネス世界記録に認定されていますね。
花子の年齢を調べる際も輪紋を調べたとのことで、現在も生物学では魚類全般でこの方法が使われています。
同じ池には花子以外にも長生きな錦鯉が居たようで、ストレスの少ない環境だったのでは?と考えを巡らせとても興味が湧きました。
飼育環境を考えながら責任を持った飼育方法で、錦鯉には健康で長生きしてもらいたいですね!
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