日淡飼育で水草がおすすめの理由と最適8選!魚に食べられてしまう特徴はコレ!

生息地を再現した水槽のミナミメダカとホトケドジョウ 日淡
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今回は、日淡飼育で水草がおすすめの理由についてまとめていきます。

水槽では生息地を再現することで、その生体の特性をよりよく観察できますよね。

こちらの記事で最適なレイアウトについて解説しましたが、中でも水草は種類が豊富にあります。

日淡を飼育した経験がある方は、一部の魚は水草を食べてしまうので困ったこともあるのではないでしょうか。

そこで日淡に食べられにくい特徴やどのような水草が合っているか、詳しく知りたいと思いませんか?

この記事では、日淡飼育で水草がおすすめの理由について分かりやすくまとめていきます!

日淡飼育で水草がおすすめの理由

2匹のキンブナ

早速ですが、日淡飼育で水草がおすすめの理由について解説していきます。

日淡飼育で水草がおすすめの理由は、水質が安定することが一番大きな理由ですね。

水草のはたらきは以下のようなものが挙げられるので、まとめを見てみましょう。

  • 光合成によって酸素を供給する
  • 生体の餌となる
  • 排泄物や食べ残しなどの有機物をバクテリアとともに分解する
  • 分解・変換されたNO₃-を栄養素として吸収する
  • 生体の隠れ家となり、ストレスを軽減させる
水草のはたらきを書き出してみると、独立したものではなく相互関係があることが分かるでしょうか?
光合成を例にとると日淡が呼吸で排出した二酸化炭素を水草が利用し、水草が作り出した酸素を日淡が利用することを思い浮かべると分かりやすいと思います。
水槽内でサイクルが成り立っていて、単純に自然の摂理はすごいなと思いました!
調べてみると水草を植えることでさまざまな役割を担うことができるので、日々の管理がしやすくなる点もポイントでしょう。
日淡飼育で水草がおすすめの理由が分かったところで、はたらきにもあった生体の餌となる水草の特徴を知りたいと思いませんか?
次は日淡に食べられてしまう水草の特徴を紹介します!

水草が食べられてしまう特徴

アナカリスのアップ写真

目的にあった水草を設置して、日淡を飼育したいですよね。

まず水草が食べられてしまう特徴は、葉や根が柔らかい点にあります

そのほかの水草が食べられてしまう状況についても、特徴を整理しておきましょう!

  • 水草の葉や根が柔らかく食べやすい
  • もともと植物食性寄りの魚がいる
  • 魚に与える餌の量が不十分である

魚は”無胃魚”と呼ばれる食べたものを貯めておく胃の無い種類も多く、日淡ではコイやドジョウにメダカなどの仲間がそれにあたります。

食べたものが食道から腸へすぐに運ばれて消化吸収されるため、消化しやすいよう加工された人工飼料や水槽内の苔など口に含みやすい柔らかいものを普段から食べていますよね。

こういったことから、水草の葉や根でも柔らかいものを好んでいるのではないでしょうか。

また、給餌量が不十分なことや植物食性の種類であることで、水草を食べるきっかけとなるようです。

水草の生長スピードが速ければ食べ尽くされることはないですし、餌を適切な量与えることで水草を食べてしまうことも減らせると思います。

このような特徴を考慮し、水草選びや環境を整備しましょうね。

最後に日淡水槽でおすすめの水草をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください!

日淡水槽でおすすめすの水草8選

コークスクリューバリスネリアの若株

日淡水槽でおすすめの水草はどのようなものか、気になりますよね?

葉が硬いものや比較的低光量・低二酸化炭素でも育つ手入れのしやすい種類が、日淡水槽におすすめの水草ですね!

  • 餌となり得る種類でおすすめの水草
  • 葉が硬く丈夫な種類なおすすめの水草
こちらの上記2点に分けて、おすすめの水草8選をまとめていきます!

餌となり得る種類でおすすめの水草は?

餌となり得る種類でおすすめの水草は以下の3種類で、一般的に「金魚藻」と呼ばれているものです。

  • アナカリス(オオカナダモ)
  • マツモ
  • カボンバ

初心者でも管理しやすく、手頃な値段で入手しやすいこともおすすめされている理由ですね。

まずは浮かせた状態でも生長するアナカリスとマツモについて、導入を検討するのが良いでしょう。

カボンバは環境により上手く育たないことがあるためおすすめ度としては3番目になりますが、日淡飼育に慣れてきたら導入を考えるのも良いでしょう。

あくまでも水槽環境を整える目的ですので、おやつとして与える程度で主食としては向かない点は覚えておいてくださいね。

葉が硬く丈夫な種類でおすすめの水草は?

葉が硬く丈夫な種類でおすすめの水草は、以下の5種です。

  • バリスネリア (スピラリス や スクリューバリスネリア)
  • セキショウモ
  • ウィローモス
  • ミクロソリウム・プテロプス
  • アヌビアス・ナナ
底砂に植えることや流木・石に活着させるタイプの水草で、生長スピードは特段速いわけではなくゆるやかなものが多いですね。
バリスネリアはしなやかで細長いテープ状が美しく、その仲間のセキショウモは日本国内に自生しているところもあります。
上記でそのほか3種類の水草は、流木や石に活着させたものを見たことがありますよね。
石付のウィローモスや流木付のミクロソリウム・プテロプス/アヌビアス・ナナは、実際扱いやすいなと思います。
比較的手のかからない種類ではありますが、伸びたらトリミングや株分けの必要があることは覚えておきましょう!

日淡飼育で水草がおすすめの理由のまとめ

今回は日淡飼育で水草がおすすめの理由についてまとめてきましたが、いかがでしたか?

この記事を振り返ると、以下のようになります。

  • 日淡飼育で水草がおすすめの一番の理由は、水質を安定させるサイクルの役割を担う点にある
  • 水草が食べられてしまう特徴は、葉や根が柔らかい水草であること、与える餌の量が不足していることがきっかけとなることが挙げられる
  • 日淡水槽でおすすめすの水草8選
    • 餌となり得る種類(アナカリス、マツモ、カボンバ)
    • 葉が硬く丈夫な種類(バリスネリア、セキショウモ、ウィローモス、ミクロソリウム・プテロプス、アヌビアス・ナナ)
水草の優位性が目立つ記事となりましたが、ベアタンク水槽のように底砂をしかない飼育方法もありますよね。
そもそも魚の種類によっては水草のない場所が生息地であったり、池など水草を設置できない環境であったりと様々あります。

観賞性がありながら実はこんなはたらきをしているんだ・・!と、新たな発見や何かのきっかけになったのなら嬉しいですね。

日淡飼育で水草を導入したい方は、ぜひ参考にしてみてください!

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